【茨城県公式】シェフと茨城
県内の生産物と、それを育てる人のインタビュー記事です。食材だけでなく育てる人の人柄にも迫っていきます。
産地ツアーで出会った食材をさっそく使ったシェフの感想、使い方を紹介します。
茨城県内の産地をまわった生産地ツアーをレポートする記事をまとめています。
茨城県つくば市をご存じでしょうか? 県南地域に位置する市で、都内なら秋葉原駅や北千住駅からつくばエクスプレスに乗ると、60分もあれば中心地にある「つくば駅」に到着します。 古代から名峰として信仰を集めた筑波山の麓に広がる田園地帯は、豊かな古の人々の生活を想起させる一方で、駅周辺は機能的に街が作られ、さながら近未来都市のような趣があります。さらに、つくば市が目指す未来型教育も注目され、移住者も増加。人口減少が問題視されている日本にあって、30年以上人口が増え続けている自治体で
「つくばのワイン? どこかで聞いたことあるかも」「つくばでワイン造ってるなんて知らなかった」と、つくばワインについて話しをすると、こんな答えが多く返ってきます。ときには「おいしいワインが本当に造れるの?」なんて、逆に質問を受けることもあります。 つくば市は、国税庁が2002年に創設した「構造改革特区」に申請し、2017年に「つくばワイン・フルーツ酒特区」(以下、ワイン特区)の認定を受けました。これによって、通常の酒税法ではワインを含む果実酒の醸造免許を得るには年間6,000
茨城県守谷市出身の本橋健一郎さんがオーナーソムリエを務める東京・外苑前のイノベーティブレストラン「JULIA」のルーツは、2012年につくば市で創業した「本橋ワイン食堂」です。 本橋さんの妻であるnaoさんがシェフを務めた店は、2017年に東京・恵比寿に移って「JULIA」として生まれ変わると、2019年に現在地に移転しました。 JULIAにとって2022年は創業10年の年。そしてそれは、次の10年に向けてのスタートを切る年でもあります。そんな大切な時期に本橋さんとnao
若い世代の蔵元や蔵人にスポットを当てた酒蔵ツアーに参加したのは、昆虫食レストラン「ANTCICADA」でドリンクを担当し、「Forbes JAPAN」の「30 UNDER 30 JAPAN 2021」にも選出された山口歩夢さんと、日本酒専門のWEBメディア「SAKETIMES」の副編集長・内記朋冶さんはともに20代。ともに未来の飲食業界やメディアを担う若い2人です。 茨城県内の3つの酒蔵をまわった(前編を参照)山口さんと内記さんは、帰路の車中でも興奮がなかなか冷めない様子。