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育てる人

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県内の生産物と、それを育てる人のインタビュー記事です。食材だけでなく育てる人の人柄にも迫っていきます。
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記事一覧

捕獲した天然マガモの命を有効に活用したい。シェフの要望を受けてエトフェにも挑戦

12月中旬のある日の夕暮れ。茨城県小美玉市のとある谷間にある水田を奥に進むと小学校のプール…

栗といえば茨城県! 生産量日本一だけではない栗産地としての茨城県をもっと知ってほ…

茨城県は、生産量・栽培面積ともに日本一の栗の産地です。農林水産省が発表した2022年の栗の都…

使ったことがある食材はいくつありますか? 新たな食材活用が待たれる茨城県産の珍し…

どこでも手に入るものではなく、他店と差別化できるような個性的な食材を探しているというシェ…

茨城県がキャビアの日本一の産地を目指し「霞ヶ浦キャビア」を発売。品質向上とチョウ…

「霞ヶ浦キャビア」は、茨城県内で育てられたチョウザメの卵からつくったブランドキャビアです…

ハーブやベビーリーフ、有機栽培などおすすめしたい茨城県の個性的な7軒の農家

飲食店で近年みかけるようになった食材に、小さなカブやニンジン、小指の爪くらいの大きさのハ…

魚の県・茨城の漁港とおすすめしたい4人の個性的な魚屋さん

茨城県は、およそ190kmもの長い海岸線をもち、那珂川が注ぐ中央部を境に北は岩礁域、南は砂浜…

お互いのモチベーションを高めるキッチンと産地のコミュニケーション

茨城県つくば市は、東京都小平市と山梨県北杜市とともに三大ブルーベリーの産地ともいわれるほど、栽培が盛んな地です。 1977年に筑波大学農林技術センターにブルーベリーの苗20本が定植されたことで、つくば市で栽培の研究が始まりました。つくば市の気候と日光のよく当たる平らな土地がブルーベリーの栽培に適していることがわかると、市の主要品目だった芝栽培の需要の低迷もあって、1990年代末から転作としてブルーベリーが推奨されるようになり、栽培が広がりました。 つくば市北地区の百塚で1

根性で負けない!朝採れトウモロコシの当日配達にこだわる

水戸市の南部を東西に横断する県道40号線沿いに、ポップな顔のイラストが印象的な野菜の直売所…

川島 拓さん|農家はカッコいい。田村きのこ園で農家として自立したい

直径10㎝、厚さ3㎝もの大きくて肉厚なシイタケは、形だけでなくジューシーで風味もよく、焼く…

荒間瑛さん|100羽のヒナを全滅させて向き合った「命を扱う」こと

つくば市で有機野菜の栽培や、米作り、養鶏などを行う「ごきげんファーム」は、さまざまな障が…

つくばワイナリー|風光明媚な筑波山の麓で、土地にあったワインをつくる

筑波山の南麓、ローカルな町並みから山裾の方に車で登っていくと、突如あたり一面にブドウ畑が…

谷口能彦さん|食材はあくまで「パーツ」。シェフの最高の「武器」になれたら

茨城県の青果物は、東京都中央卸売市場で16年連続で日本一(※2004~2019年の取扱高)で、首都…

浦里知可良さん|つくばのテロワールを活かした日本酒をシェフと一緒に作っていきたい

5月25日、茨城県の酒造業界にとってうれしいニュースが飛び込んできました。「令和2酒造年度…

時田武さん|地域の未使用資源を使ったチョウザメ・トラフグの養殖事業が新しい雇用を生む

茨城県南端、利根川と新利根川に南北を挟まれた河内町で、廃校になった長竿小学校の校舎とプールを利用したチョウザメの養殖と、湧水が塩水という特徴的な地下資源を活用したトラフグを養殖するプロジェクトが始まっています。 利根川と新利根川の豊富な水源を利用した稲作が盛んだった河内町で、なぜチョウザメとトラフグの養殖が始まったのでしょうか。プロジェクトを進める「トキタ」の時田武さんに話を聞きました。 地元建設会社が挑むチョウザメ養殖2016年から、河内町が公募した廃校再利用事業に採択