【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

マガジン

  • 育てる人

    20本

    県内の生産物と、それを育てる人のインタビュー記事です。食材だけでなく育てる人の人柄にも迫っていきます。

  • 料理する人

    25本

    産地ツアーで出会った食材をさっそく使ったシェフの感想、使い方を紹介します。

  • ツアー

    14本

    茨城県内の産地をまわった生産地ツアーをレポートする記事をまとめています。

記事一覧

    • 人工的に発生した「国産白トリュフ」をいちはやく試食したトップシェフたちの反応は?

      茨城県つくば市にある森林総合研究所(正式名称:国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、以下、森林総研)が日本に自生する白トリュフ「ホンセイヨウショウロ(学名:Tuber japonicum)」の人工的な発生を確認したことを発表したのは、2023年2月9日のことです。 日本で初めてとなる人工栽培トリュフ発生のニュースは「シェフと茨城」でも紹介し、大きな反響を得ました。それから1年、ついに日本初の人工栽培トリュフの勉強会が実現しました。出席したのは、東京都だけでなく栃

      人工的に発生した「国産白トリュフ」をいちはやく試食したトップシェフたちの反応は?

      • 茨城の育てる人との出会いから生まれた料理18品から見えたクリエイションの瞬間

        料理人やパティシエにとってもっともクリエイティブな瞬間のひとつが新しい料理を生みだす時間でしょう。古典的な料理や他ジャンルの料理からインスパイアを受けることもあるなかで、料理の根本になる食材を育てる生産者の話や、実際に産地を訪れたことが発想の源になることもあります。 1月に開催されたサツマイモの勉強会がきっかけで誕生したデザートを筆頭に、「シェフと茨城」の取り組みのなかで生まれた貴重な瞬間をまとめてみました。 「ひめあやか」だけが甘さのキレや余韻が違った青木繁さん|「As

        茨城の育てる人との出会いから生まれた料理18品から見えたクリエイションの瞬間

        • 「べにはるか」がブームなのはなぜ?食べ比べてわかったサツマイモの品種の違い

          「サツマイモの旬は実は、1月末から2月にかけて。まさに今なんです」というのは、鉾田市で地元の農作物の製造加工、卸販売業を行う「小太郎物産」代表の小沼広太さんです。 「サツマイモ勉強会」で講師を務めた小沼さんは、都内の人気店でパティシエを務める10名の参加者に、栽培方法や品種の特徴のほか、茨城県産サツマイモの特徴といえるキュアリング処理や熟成について、持ち前の茨城弁を駆使して伝えてくれました。 キュアリング処理によって長期保存が可能になるサツマイモは、茨城県内では5月から6

          「べにはるか」がブームなのはなぜ?食べ比べてわかったサツマイモの品種の違い

          • 吉田茶園は、お茶ではなく体験を届けているからおもしろい

            東京・神楽坂にある予約の取れないアシェットデセール(皿盛りデザート)コースに日本茶を織り交ぜたレストラン「VERT(ヴェール)」では、定期的に茶農家を招いた夜茶会が開かれています。 茶農家自ら茶を淹れながら、産地の歴史や製茶の方法などの話も聞ける夜茶会は月に数回行われており、2024年最初の夜茶会は1月13日に、茨城県古河市にある「吉田茶園」とのコラボレーションで行われました。 吉田茶園は、江戸時代後期の1839(天保10)年に開園した老舗の茶園で、定番品種の「やぶきた」

            吉田茶園は、お茶ではなく体験を届けているからおもしろい

            • 捕獲した天然マガモの命を有効に活用したい。シェフの要望を受けてエトフェにも挑戦

              12月中旬のある日の夕暮れ。茨城県小美玉市のとある谷間にある水田を奥に進むと小学校のプールのように四角い池が現れました。これは、茨城県猟友会南部支部がカモ捕獲のために網を仕掛けた池です。 この捕獲池では収穫残渣のレンコンを撒き餌として有効利用しています。「廃棄処分するものを地域のレンコン農家さんから分けてもらったものだよ」と猟友会のみなさんが教えてくれます。 カモは用心深い生き物、小屋の中で息をひそめて待つこの日は、11月30日にブランド名が発表されたばかりの「常陸国天然

              捕獲した天然マガモの命を有効に活用したい。シェフの要望を受けてエトフェにも挑戦

              • 生産者と料理人の幸運な出会いを生み出すことが茨城県の最大の使命なのかもしれない

                東京・清澄白河は、江戸の下町風情が残る街ながらも、近年はサードウェーブコーヒーのカフェや、気鋭のブリュワリー(ビール醸造所)がオープンするなど、新しいフードカルチャーの発信地としても注目を集めています。 モダン・チャイニーズ「O2(オーツー)」は、そんな清澄白河を代表するレストランです。 柑橘類を含む果物の酸味や甘味、ハーブの香りと苦味を大胆に取り入れた独創的なコース料理にナチュラル・ワインを合わせた、オーナーシェフの大津光太郎さんの新しいスタイルの中国料理は、2018年

                生産者と料理人の幸運な出会いを生み出すことが茨城県の最大の使命なのかもしれない