【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

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ツアー|シェフの”引き出し“には、今まで出会ったたくさんの食材が大事に収められている

藤良樹さん|「茨城県の食材は個性がない」のは、私たち料理人の責任かもしれない

「風早いちご園」風早総一郎さん|一番ではなく”自分らしいイチゴ”を目指したい

米澤文雄さん|食べる人を、強く濃く描くこと

ツアー|シェフの”引き出し“には、今まで出会ったたくさんの食材が大事に収められている

「シェフと茨城」では、シェフと産地、生産者の新しいつながり方の提案として、持続的な交流を目指した生産地ツアーの実現を模索しています。 2021年4月10日に白金高輪から白金台に移転するフレンチレストランの「アルシミスト」が、移転準備期間を利用して茨城県内を1日かけて回る生産地ツアーに帯同。一緒に産地を巡りながら、シェフが求める生産地・生産者との理想的な関係について聞きました。 ツアーに参加したのはオーナーシェフの山本健一さんをあわせて6名。白金高輪時代のスタッフと、移転に

藤良樹さん|「茨城県の食材は個性がない」のは、私たち料理人の責任かもしれない

茨城県北西部、JR水郡線にある常陸大宮駅から車で10分ほどの常陸大宮市下村田は、室町時代末期に活躍した画家、雪村の生誕地として知られています。玉川という小さな川が流れる同地は、雪村が育ったころの風景を彷彿とさせるような田園風景が今も広がっています。その田園の中に立つ「雪村庵」は、当地ゆかりの画家から名前をとった美しい庭園をもつ一軒家のレストランです。 開店は1999年。22年目を迎えた歴史あるレストランには、地元だけでなく県外からわざわざ食べに来る人が増えています。地元の人

「風早いちご園」風早総一郎さん|一番ではなく”自分らしいイチゴ”を目指したい

茨城県のイチゴの出荷量は8,850tで、栃木県、福岡県、熊本県、長崎県、静岡県、愛知県に次いで全国7位に入る”隠れた”イチゴ県です。県内では、鉾田市や行方市、筑西市などが栽培の中心。なかでも水はけが良く温暖な気候にも恵まれた鉾田市は、県内でも特にイチゴの栽培に適した地域です。 料理人から農家に”転職”したイチゴ農家「風早いちご園」の風早総一郎さんは、自分らしいイチゴを育てて、「多くの人に食べて喜んでもらいたいんです」といいます。2021年で35歳になる若き生産者の農業に対す

米澤文雄さん|食べる人を、強く濃く描くこと

東京・青山一丁目の「The Burn」は、誰もが分け隔てなくおいしく食事を楽しめるレストランです。この「誰もが分け隔てなくおいしく食事を楽しめる」というのは、当たり前のことのように感じますが、グローバルな世界で見ると、意外と難しいことだったりします。 たとえば、育った国や地域、宗教による食生活の違いや、アレルギー、また病気による食事制限など、食べられない食材や料理がある場合もあります。 さらに近年では、肉や魚を食べない菜食主義(ベジタリアン)であったり、倫理的な面から肉・