【茨城県公式】シェフと茨城
県内の生産物と、それを育てる人のインタビュー記事です。食材だけでなく育てる人の人柄にも迫っていきます。
産地ツアーで出会った食材をさっそく使ったシェフの感想、使い方を紹介します。
茨城県内の産地をまわった生産地ツアーをレポートする記事をまとめています。
朝4時、霞ケ浦の東岸・行方市にある各漁港に船が真っ暗な湖面を照らしながら帰ってきます。シラウオ漁を終えた漁船です。漁獲されたばかりのシラウオを船から下ろし、ふたたび湖へと戻っていきます。 毎朝2回、網をひくシラウオ漁の2回目に、東京から来たシェフ4人と一緒に乗り込んだのは、11月半ばのことでした。 「霞ケ浦アドベンチャーツアー」と題した産地訪問に参加したのは、浅草橋の昆虫食でも知られる「ANTCICADA」の篠原祐太さんとシェフの白鳥翔大さん、表参道「Sincere BL
直径10㎝、厚さ3㎝もの大きくて肉厚なシイタケは、形だけでなくジューシーで風味もよく、焼くだけでメインの料理になる。笠間市福原の山里にある田村きのこ園の「福王しいたけ」は、まさに王様にふさわしい風格と味で、都内や茨城県内のレストランで料理されたり、大切な人への贈りものとして珍重されています。 この大きなシイタケを育てるのは、シイタケ栽培歴60年の大ベテランで、茸匠の田村仁久郎さんです。 昭和天皇に献上したことや農林水産大臣賞を受賞した経験もある、文字通りキノコの匠である田