【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の…

【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

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茨城の育てる人との出会いから生まれた料理18品から見えたクリエイションの瞬間

料理人やパティシエにとってもっともクリエイティブな瞬間のひとつが新しい料理を生みだす時間でしょう。古典的な料理や他ジャンルの料理からインスパイアを受けることもあ…

「べにはるか」がブームなのはなぜ?食べ比べてわかったサツマイモの品種の違い

「サツマイモの旬は実は、1月末から2月にかけて。まさに今なんです」というのは、鉾田市で地元の農作物の製造加工、卸販売業を行う「小太郎物産」代表の小沼広太さんです…

吉田茶園は、お茶ではなく体験を届けているからおもしろい

東京・神楽坂にある予約の取れないアシェットデセール(皿盛りデザート)コースに日本茶を織り交ぜたレストラン「VERT(ヴェール)」では、定期的に茶農家を招いた夜茶会が…

捕獲した天然マガモの命を有効に活用したい。シェフの要望を受けてエトフェにも挑戦

12月中旬のある日の夕暮れ。茨城県小美玉市のとある谷間にある水田を奥に進むと小学校のプールのように四角い池が現れました。これは、茨城県猟友会南部支部がカモ捕獲のた…

茨城の育てる人との出会いから生まれた料理18品から見えたクリエイションの瞬間

茨城の育てる人との出会いから生まれた料理18品から見えたクリエイションの瞬間

料理人やパティシエにとってもっともクリエイティブな瞬間のひとつが新しい料理を生みだす時間でしょう。古典的な料理や他ジャンルの料理からインスパイアを受けることもあるなかで、料理の根本になる食材を育てる生産者の話や、実際に産地を訪れたことが発想の源になることもあります。

1月に開催されたサツマイモの勉強会がきっかけで誕生したデザートを筆頭に、「シェフと茨城」の取り組みのなかで生まれた貴重な瞬間をまと

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「べにはるか」がブームなのはなぜ?食べ比べてわかったサツマイモの品種の違い

「べにはるか」がブームなのはなぜ?食べ比べてわかったサツマイモの品種の違い

「サツマイモの旬は実は、1月末から2月にかけて。まさに今なんです」というのは、鉾田市で地元の農作物の製造加工、卸販売業を行う「小太郎物産」代表の小沼広太さんです。

「サツマイモ勉強会」で講師を務めた小沼さんは、都内の人気店でパティシエを務める10名の参加者に、栽培方法や品種の特徴のほか、茨城県産サツマイモの特徴といえるキュアリング処理や熟成について、持ち前の茨城弁を駆使して伝えてくれました。

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吉田茶園は、お茶ではなく体験を届けているからおもしろい

吉田茶園は、お茶ではなく体験を届けているからおもしろい

東京・神楽坂にある予約の取れないアシェットデセール(皿盛りデザート)コースに日本茶を織り交ぜたレストラン「VERT(ヴェール)」では、定期的に茶農家を招いた夜茶会が開かれています。

茶農家自ら茶を淹れながら、産地の歴史や製茶の方法などの話も聞ける夜茶会は月に数回行われており、2024年最初の夜茶会は1月13日に、茨城県古河市にある「吉田茶園」とのコラボレーションで行われました。

吉田茶園は、江

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捕獲した天然マガモの命を有効に活用したい。シェフの要望を受けてエトフェにも挑戦

捕獲した天然マガモの命を有効に活用したい。シェフの要望を受けてエトフェにも挑戦

12月中旬のある日の夕暮れ。茨城県小美玉市のとある谷間にある水田を奥に進むと小学校のプールのように四角い池が現れました。これは、茨城県猟友会南部支部がカモ捕獲のために網を仕掛けた池です。

この捕獲池では収穫残渣のレンコンを撒き餌として有効利用しています。「廃棄処分するものを地域のレンコン農家さんから分けてもらったものだよ」と猟友会のみなさんが教えてくれます。

カモは用心深い生き物、小屋の中で息

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