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料理する人

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産地ツアーで出会った食材をさっそく使ったシェフの感想、使い方を紹介します。
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#シェフ

茨城の育てる人との出会いから生まれた料理18品から見えたクリエイションの瞬間

料理人やパティシエにとってもっともクリエイティブな瞬間のひとつが新しい料理を生みだす時間…

生産者と料理人の幸運な出会いを生み出すことが茨城県の最大の使命なのかもしれない

東京・清澄白河は、江戸の下町風情が残る街ながらも、近年はサードウェーブコーヒーのカフェや…

お互いのモチベーションを高めるキッチンと産地のコミュニケーション

茨城県つくば市は、東京都小平市と山梨県北杜市とともに三大ブルーベリーの産地ともいわれるほ…

角谷 總さん|山里深い八郷が僕にとって最適なパン作りの場所でした

筑波山の麓に、隠遁した仙人のようなパン職人がいるんです――。 そんな話を事前に聞きながら…

小林幸司さん|料理人と生産者は、大きなジグソーパズルを完成させる小さなピース

長野・軽井沢に1日わずか1テーブル(最大4席、コロナ禍では席数を減らして営業)しか予約を…

前田哲郎さん|エチェバリのある山にあった「美しいと感じる心」を重ね合わせにいく

世界中の食通やFoodieたちが注目するレストランアワード「世界のベストレストラン50」の2019年…

坂本 健さん|僕たちは、稀少であることに重きを置いていないんです

世界が注目するレストラン・アワードのひとつに「アジアのベストレストラン50」があります。食のジャーナリストや食通、シェフたちが投票員になって”今最も旬のアジアのレストラン”を決めるもので、2021年版の最新リストでは日本のレストランでは東京・外苑前にある「傳」が3位に入り話題になりました。 さらに今年からは惜しくも50位にランクインしなかった100位までのレストランも発表されました。そのなかに、名店ひしめく京都で唯一100位以内に入ったのが平安神宮の近くにあるイタリアン・レ

本橋健一郎さん、naoさん|届いた野菜をみて「これは作品なんだ」と感じました

レストランでは、毎月変わる季節のメニュー、新しいコース料理が生まれ、食べる私たちを魅了し…

米澤文雄さん|食べる人を、強く濃く描くこと

東京・青山一丁目の「The Burn」は、誰もが分け隔てなくおいしく食事を楽しめるレストランです…

森枝 幹さん|湖食文化が途絶える寸前の今、霞ケ浦で料理人ができること

食のメディア「料理通信」の企画で、2020年秋に茨城県の産地を巡ったモダンタイ料理店「チョン…

シェフ対談|「あるがまま」を受け入れて自分たちで未来をつくっていきたい

茨城県外出身のシェフたちの声を中心に「外から見た茨城県の魅力」をお伝えしてきた「シェフと…

O2|笠間焼の作家Keicondoさんの器が、料理をシンプルにしてくれた

常磐自動車道の友部JCTから北関東自動車道に入り、友部ICで降りて10分ほど。「都心から一番近…

Ăn Đi|茨城県産だと気づいていない食材が、実はたくさんある

友人のシェフで茨城県出身の大井(健司)さんと一緒に、茨城県の生産者さんの元を回ってきまし…

湯浅一生研究所|霞ヶ浦のシラウオには、細いパスタがおすすめな理由

2020年11月13日、カルチャーとフードの発信地・恵比寿に新しいイタリアン・レストランがオープンしました。シェフ本人のお名前を冠した「湯浅一生研究所」。駅から徒歩5分のビルには、地下1階にあるお店の案内はどこにもありません。隠れ家というよりも「秘密基地」と呼びたくなるようなドキドキする感覚。今話題のレストランです。 シェフの湯浅一生さんは、イタリア中部のトスカーナ州や北部のエミリア・ロマーニャ州などで修業をしながら、イタリア全土の郷土料理を学んできた根っからのイタリアンの