【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

【茨城県公式】シェフと茨城

実は“食材の宝庫“である茨城県。「シェフと茨城」では、茨城の食材とその作り手を、食材の目利き役であるシェフの皆さんとの取り組みを通してお伝えしていきます。シェフにとって本当の意味の“身近な生産地”に、茨城はなりたい。目指せ!シェフの誘致全国1位!

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記事一覧

飯沼栗|地域の生産者の想いが一つになった日本で唯一の栗

ANTCICADA|「地球料理」に加わった茨城のキノコたち

ハナビラタケ|中川幸雄さん「幻のキノコを3年かけて育てる」

ツアー|山と海、里と湖。多様な風土が茨城の食材を生む

プロローグ|食材の向こうに人がいる

飯沼栗|地域の生産者の想いが一つになった日本で唯一の栗

突然ですが、農林水産省の「GI(地理的表示)保護制度」を知っていますか? 地域には、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度が「地理的表示保護制度」です。 農林水産省は、地理的表示保護制度の導入を通じて、それらの生産業者の利益の保護を図ると同時に、農林水産業や関連産業の発展、需要者の利益を図るよう取組を進めてまいります。(農林水産省HP

ANTCICADA|「地球料理」に加わった茨城のキノコたち

東京の浅草橋は、問屋や工場などが集まった職人の街です。この街に2020年6月4日の(む⦅6⦆し⦅4⦆の日)にオープンした昆虫食レストラン「ANTCICADA」(アントシカダ)に、今年は多くの注目が集まりました。 アリ(ANT)とセミ(CICADA)を合わせた造語が店名になった「ANTCICADA」は、金曜と土曜は昆虫食をも取り込んだ「地球料理」をテーマにしたコース料理を、日曜はコオロギラーメンを提供する新しい形態のレストランです。 10月末の生産地ツアーに「ANTCICA

ハナビラタケ|中川幸雄さん「幻のキノコを3年かけて育てる」

茨城県内の産直販売所などでまれに見かける、カリフラワーに似た花びらのように美しい白いキノコをご存じでしょうか? ハナビラタケです。 天然のハナビラタケは、標高1000メートル以上の高山でないと自生しない貴重なキノコで、コリコリとした独特の食感と、マツタケのようなマツの香りが特徴。できる量もすくなく、持ち帰りにくいことから幻のキノコと呼ばれています。 茨城県と栃木県の県境にある城里町の旧七会村地域にある「七会きのこセンター」では、この貴重なハナビラタケの菌床栽培を行っていま

ツアー|山と海、里と湖。多様な風土が茨城の食材を生む

「おはようございます!」「今日はよろしくお願いします」「最高の天気ですね!」 10月末の月曜。東京・丸の内がまだ静かな朝7時30分、都内で活躍するシェフ11人が集まりました。いよいよ「シェフと茨城」の最初の生産地ツアーが始まります。 月曜は、レストランの定休日が多い日。集まったシェフたちが少し眠そうなのは、1週間の営業が終わった直後だからというのもあります。それでも、朝早く起きて集まったのは、シェフたちにとって、生産地に行く経験は何物にも代えがたいことだからです。 シェ

プロローグ|食材の向こうに人がいる

茨城県にどんなイメージをお持ちですか? 水戸黄門様こと水戸藩主・徳川光圀公や水戸納豆などは、よく知られていますよね。音楽好きならば、国営ひたち海浜公園で開かれる真夏のロックフェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」でご存じの方がいるかもしれません。 アウトドアのアクティビティが好きな方なら、筑波山や霞ケ浦などに遊びに来られた方もいらっしゃることでしょう。 茨城県の食材の向こうにいる生産者を知ってもらいたいしかし、意外と知られていないのが「食材の産地」としての茨城県